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スタッフblog

「業者選びについて」

2026年08月12日日々のつぶやき

管理会社の提案だけで決める前に―管理組合が大規模修繕会社を選ぶ7項目

管理会社から紹介された施工会社は、有力な候補の一つです。ただし、最終判断を「紹介されたから」「総額が安いから」だけで決めるのはおすすめできません。見積の透明性、現場担当者、居住者対応、施工記録、保証、工事後の窓口まで、管理組合自身が同じ基準で比べることが大切です。

比較したい7つの項目

1.見積明細が具体的か
「一式」だけで終わらず、工事範囲、数量、仕様、実数精算となる項目などが読み取れるかを確認します。後から金額が変わる可能性がある項目は、あらかじめ考え方を聞いておきます。

2.現場代理人・責任者が明確か
会社の説明だけでなく、実際に現場を管理する担当者が誰なのか、どのように報告・相談できるのかを確認します。

3.追加工事の承認方法が決まっているか
追加工事は、劣化の発見、写真、数量確認、補修方法、金額提示、発注者の承認という流れが見えることが重要です。承認前に工事が進まない仕組みになっているかを聞きます。

管理会社の提案は「判断材料の一つ」と考える

大規模修繕では、管理会社が施工会社の候補を提示することがあります。管理会社は建物の履歴や日常管理を把握しているため、その情報は有用です。一方で、工事を実際に任せる会社を選ぶときは、管理組合が自分たちの基準を持ち、候補各社の説明を同じ条件で比較することが重要です。自分たちの主体性がなく、業者選定を管理会社一任は避けるべきです。

大切なのは、管理会社と施工会社を対立関係で捉えることではありません。管理会社の情報も活用しながら、理事会や修繕委員会が「なぜこの会社を選ぶのか」を説明できる状態にすることが、納得感のある発注につながります。

4.居住者への広報方法が具体的か
洗濯物、騒音、臭い、ベランダの使用制限、防犯、駐車・駐輪など、生活に影響する情報をどのように知らせるのか。掲示物や配布物の実例があると比較しやすくなります。

5.設計監理者と公正に連携できるか
設計監理方式の場合は、発注者、設計監理者、施工会社の役割を整理し、報告・承認のルールに沿って対応できることが必要です。

6.類似規模の施工経験があるか
建物の規模や用途が近い工事の経験があるかを確認します。施工実績は件数だけでなく、どのような管理や居住者対応を行ったかまで聞くと判断材料になります。

7.保証と工事後の窓口が明確か
保証期間だけでなく、保証の対象、点検、不具合時の連絡先、工事後の相談窓口まで確認します。工事が終わった後に「誰に連絡すればよいか」が明確であることは大切です。

候補各社には、同じ質問をする

比較を公平にするコツは、候補ごとに質問を変えないことです。見積、追加工事、居住者対応、施工記録、保証、アフター対応について同じ質問をし、回答を記録します。口頭説明だけでなく、見積書、工程表、掲示物、報告書など、実際に使う資料を見せてもらうと違いが分かりやすくなります。

株式会社ナガサキは、広島を拠点とする施工会社として、発注者が判断できるように選択肢・根拠・手順を分かる言葉で示し、見えない不安を残さないことを重視します。会社の規模や知名度だけでなく、「判断材料をどこまで開示してくれるか」で比較してみてください。

FAQ

Q. 管理会社が紹介した施工会社を選んでも問題ありませんか?

A. 紹介会社であること自体が問題なのではありません。見積の透明性、現場体制、追加工事の承認、居住者対応、保証・アフターまで、他の候補と同じ基準で比較して判断することが大切です。

 

Q. 施工会社のプレゼンでは何を質問すればよいですか?

A. 「誰が現場を管理するか」「追加工事はどの段階で承認するか」「居住者へどう案内するか」「工事後は誰が窓口になるか」を具体的に確認すると、実際の運用が見えやすくなります。

 

Q. 一番安い会社を選ぶのは避けるべきですか?

A. 安いことだけで良し悪しは決まりません。工事範囲、数量、仕様、仮設計画、実数精算、保証条件などをそろえたうえで、総額の差がどこから生じているかを確認してください。

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